露茜

収穫期:7月上旬より

農研果樹研究所で育成された最新の品種

露茜収穫期は育成地で7月中旬となり、「南高」及び「李梅」より3週間程度遅くなる晩生種です。果肉も成熟に伴い、鮮紅色に着色し、梅酒にした場合きれいな紅色となります。

核は小さく、粘核です。果形は円形で果実重は68g前後と大きい。
 自家不結実性で開花期が遅いため、結実安定のため開花の遅いウメ品種もしくはアンズ品種の混植が必要となります。
樹勢が弱く、結果枝が下垂するため、1年枝の切り返しを行い新梢の発生と伸長を促す必要があります。
 また、短果枝の維持が難しいため、予備枝をとり、結果部位の確保することも重要です。樹冠が小さいが密植により、中程度の収量が確保できます。
 栽培適地は、東北地方から九州までの梅の栽培地域です